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自分の知らないうちに自宅を売却されてしまった! 3

旦那さんの決断

とにかく誰にそそのかされて自宅の名義を失ったかを知らないと対処の仕様がありません。
お客さんに話を伺うと、金融ブローカーとどこかの弁護士も関わっているようです。
重要な書類は全てその弁護士に預けたそうだ。
早速弁護士事務所に向かい書類を返却するように伝えると、詐欺の片棒を担いだ自覚があるのか一言も反論せずに全ての書類を出してきました。
もっと大ごとにしてもよかったのですが弁護士から損害を被ったわけでもありませんし、私の仕事は失った自宅の名義を回復することなので、弁護士に対して悪事を追及することは止めておきました。
残るは金融ブローカーです。
ここからは懇意にしている弁護士の助けを借りて法廷での決着です。
法廷での2か月ほどの交渉により、こちら側は詐欺で訴えない事と、ブローカーは全額ではありませんがだまし取ったお金を返すことで和解に持ち込み解決することができました。
一件落着と言いたいところですが、一連の騒動によりお客さんの多額の借金が旦那さんの知るところになり、旦那さんは返済不能という判断で自宅は売却する選択を取りました。
だた、売却により借金は解消され、今は一家平穏に暮らしています。



自分の知らないうちに自宅を売却されてしまった! 1

無断自宅売却

今回の事例は 今時、そんなことあるわけないでしょ と思うかもしれませんが、実際にあったことです。

ある金融関係の支店長から私に「自宅の不動産担保で貸付しているお客さんの不動産謄本を取ったんだけど、都合がよければ内容を見てくれない?」と私に電話がありました。
私は、では30分後に伺います、と返事をして事務所に出向きました。
さっそく謄本を確認すると、数か月前に所有者が売買によって変更されていました。
新所有者はその金融関係のお客さんではありませんが、旧所有者のお客さんが借り入れしている不動産担保は登記されたままでした。
支店長は私に「これってどう思う?」と質問してきました。
当然私は「自宅を売却しちゃってますね、貸付金はいつ返済予定ですか?」と聞きました。
もうみなさんはお気付きでしょうが、そうです、元々の所有者の知らないうちに所有権移転されていたのです。
支店長の顔色がみるみる悪くなっていきます。
返済の予定はありません。自宅の所有権が移転してるのは、今日この謄本を取って初めて知りました。どうしたらいいでしょうか?事態を解決する手助けをしてください。
支店長のお願いを私は快諾し、お客さんを呼んでもらって話し合いの機会を作ってもらうことにしました。
その日の夜にお客さんと会うことになりました。
続く