銀行カードローンの問題5
審査要件の改ざん
先日のニュースでスルガ銀行の行員による詐欺行為が発覚しました。容疑者と結託して女性から多額のの無担保ローンを組ませたものでした。
融資されたお金はありもしない投資と偽って容疑者に持ち逃げされたようです。
被害者の女性に残ったものは多額ののローンだけでした。しかも女性の年収は100万円ほどなのに銀行の審査には420万円に改ざんされ、使用用途も親の介護費用となっていました。
スルガ銀行は特にカードローンや不動産投資の融資に注力していた銀行の1つです。
これらの問題が発覚するまでは、スルガ銀行は金融庁から優良な銀行と見られていたようです。
この事件により銀行員にカードローンのノルマを迫っている実態が浮き彫りになってきたことが分かります。銀行もこの事実を認めていますので金融庁も何かアクションを起こすかもしれません。